保育園に子どもを預ける場合、なんとなく、「認可保育園」の方が安心で、「無認可保育園」は、不安だと考えている人が多いようです。
認可保育園と無認可保育園(認可外保育園)には、それぞれのメリット、デメリットがありますので参考にしてください。
設置基準
施設の広さ・人員・設備などの基準
認可保育園
厚生労働省の児童福祉法に基づいた保育園の最低基準を満たし、国から許可されている保育園
無認可保育園
国の認可基準は満たしていないが、各都道府県の基準は満たし、知事からの認可を受けてる
保育士免許の有無
認可保育園
保育士免許の取得が必要
無認可保育園
保育士の割合は全体の3分の1
運営
国や自治体から補助金があるか
認可保育園
国や自治体から運営費の支給を受けて運営
無認可保育園
基本的に自費運営
(自治体の助成を受けている園もある)
独自サービス
独自の保育方針がありオリジナリティがあるか
認可保育園
国からの制約を受ける
無認可保育園
園それぞれ違ったサービスがある
安心感
保育園の規模や保育士の質の面での比較
認可保育園
安心感がある
無認可保育園
最初は少し不安がある
季節行事
運動会や音楽会などの行事
認可保育園
盛大に行われる
無認可保育園
小規模になりがち
保育時間
保護者が長時間勤務する場合
認可保育園
基本1日8時間~最大11時間
無認可保育園
柔軟に対応してくれるところが多い
入園手続き
入園の申し込み先
認可保育園
各自治体
無認可保育園
保育園に直接
入園条件
入園に自治体の選考があるか
認可保育園
選考で入園できない場合が多い
無認可保育園
空きがあれば可能
申し込み時期
認可保育園
年度途中は随時、4月入園は11~12月受付
無認可保育園
いつでもOK(園による)
この比較の提供者
森下かなえ