証券会社で口座開設をするときに、口座区分を「特定口座」と「一般口座」のどちらかを選択する必要があります。また、「特定口座」には「源泉徴収あり」と「源泉徴収なし」の2種類あります。
確定申告の手間
利益が20万円を超えた場合
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
不要
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
必要
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
必要
年間取引報告書の作成
確定申告の際に使用すれば簡単になる
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
金融機関が作成
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
金融機関が作成
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
自分で作成
利益が20万円以下の納税
年間20万円以下の利益の納税の有無
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
税金が引かれる
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
確定申告・納税不要
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
確定申告・納税不要
住民税の申告の手間
利益が20万円以下で確定申告をしない場合でも住民税は申告・納税が必要
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
申告不要
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
申告が必要
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
申告が必要
利益の合計所得合算
配偶者控除、扶養控除を判定する際の基準に合算されると適用対象から外れる
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
利益が所得にならない
（確定申告をしない場合）
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
確定申告の際の利益が所得になる
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
確定申告の際の利益が所得になる
こんな人におすすめ
特定口座
（源泉徴収あり）
（源泉徴収あり）
- 投資初心者
- 長期投資家
- 確定申告が面倒な人
特定口座
（源泉徴収なし）
（源泉徴収なし）
- 短期投資家
- 年間利益が少額
一般口座
（特定口座以外）
（特定口座以外）
- メリットなし
この比較の提供者
成家ケンイチ
